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Fabriceggのクッションやブランケットは、きれいな色のリボンをステッチしたり、
織りの違ういろいろな布をパッチワークで仕上げることが多いです。
シンプルなお部屋に、彩り豊かなファブリックでお部屋のアクセントにするのが、
気持ちも豊かになる様で好きだし、
たんさんの布や色の組み合わせは、見ているだけですごく楽しいから。

布地ではトラディショナルなテイストの素材や柄にとても惹かれます。
特に冬のジャケットやコート地に!!
素朴な味わいのある「ツイード」やしっとり感がたまらない「アルパカ」
キュート!それでいて品も備えた「アンゴラ」、気位が高く近寄りがたい雰囲気の「カシミア」
もう、触っているだけで顔がほころびます。

  
 
「アイビールック」がファッション誌を賑やかしていた頃(1970年代中頃だったかな・・・)、
ご多分に漏れず私もしてたんです・・・「アイビールック」
アランセーターにタータンのプリーツスカート、そしてローファー。もう大好きで毎日のように着ていました。
たぶんトラディショナルなファブリックには、その頃の甘酸っぱい思い出がインプットされているんだと思います。
(何だか気恥ずかしいですけど)
 
 
---話が反れました---
  
 
ときめく布に出合って、布そのものの風合いを生かしたいな・・・と思って作るときは、
思いっきりシンプルなデザインにします。
だから、Fabriceggのたまご達は、凝った作りのものばかりではありません。
 
仕上がって、りっぱなたまごとして生まれ変わった時は、布が喜んでくれているように感じます。
私自身もそんな時はすごく嬉しいし、何とも言えない充実した気持ち。
感激ムードにどっぷり浸ります。
    
自分の作ったクッションやブランケットが
買って頂いた方の生活の一部として溶け込んでいく姿や、
(お客様が)すごくHAPPYな時、このクッションをギュっと抱きながら
顔をうずめて思わずニヤケテくれたらいいな・・・とか、
お客様がうたた寝しちゃっても、しっかり温めてあげるんだよ・・・とか、
ポテトチップスが降って来ても、じっとガマンだぞ・・・なんてそんな事を考えて作っています。
(もうほとんど、お母さんの心境ですね^^)
 
 
「これぞFabriceggのオリジナルハンドメイド!!」
と皆様に認めて頂けるような作品を早く作りたい・・・という気持ちもありますが、
作品ひとつひとつに気持ちを込めて、「丁寧に作ること」にこだわって
ゆっくり、のんびり、好きな布たちで楽しく遊びながら(実は遊んでもらってるのかも・・・)、
ゆっくり前に進んで行ければいいな・・・と思っています。
 
最後まで読んで下さりどうもありがとうございました。